紀行文 |
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『交錯する文明 −東地中海の真珠キプロス』
篠田節子著 写真:鴨志田孝一
中央公論社 1,600円
直木賞作家篠田節子氏によるキプロス紀行。鴨志田氏の写真も数多く掲載されており、旅のガイドにも役立つでしょう。
『地中海の不思議な島』
巌谷國士著
筑摩書房 2,500円
地中海の9つの島々を旅した紀行。キプロスのアポロン神殿遺跡の写真が表紙を飾っている。 |
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滞在記 |
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『にがいレモン キプロス島滞在記』
ロレンス・ダレル著 幾野宏訳
筑摩書房 2,300 円
20世紀半ば、キプロスに暮らした英国人である著者自身の生活体験を通して、紛争下のキプロスとその住民とを描いたノン・フィクション作品。
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小説 |
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『インコは戻ってきたか』
篠田節子著
集英社 1,800円
現代のキプロスが抱えている政治問題を題材とした冒険小説。 |
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銅の国キプロス |
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『NHK地球大紀行 第5巻』
NHK取材班著
日本放送出版協会 3,000円
コパー(銅)の語源となったキプロス。キプロスで4000年以上続いた銅採掘の歴史の取材記。
『銅の文化史』
藤野明著
新潮選書 新潮社 1,100円
銅の採鉱、冶金、生活とのかかわり方の歴史を世界史及び日本史の視点で述べている。 |
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キプロスの自然 |
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『世界のワイルドフラワーI 地中海ヨーロッパ/アフリカ:マダガスカル編』
監修・大場秀章/写真・冨山稔
学習研究社 3,800円
キプロス特産のチューリップ、ラン、キプロス杉やシクラメン、ケシ、など美しい花の図鑑です。 |
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ギリシア神話 |
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『図解雑学 ギリシア神話』
監修・豊田和二
ナツメ社 1,300円
ギリシア神話に登場する主要な神や人物を伝説の土地と結び付けて説明してあります。イラストや写真が多くギリシア神話のイメージがつかみやすいでしょう。
『運命を愛した女たち』
楠見千鶴子著
NHKブックス758 日本放送出版協会 850円
ギリシア神話に登場する7人の女性の物語。 |
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中世史 |
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『ルネッサンスの女たち』
塩野七生著
中央公論社 1,950円
15世紀キプロス王に嫁いだヴェネツィア貴族の娘、カテリーナ・コルネールの半生を描いた歴史小説。
『オセロ』(あるいは『オテロ』)
シェークスピア原作
ヴェルディのオペラで有名なシェークスピア原作『オセロ』の舞台はキプロスです。 |
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現代史 |
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『サイプラス問題と国際法 −民族紛争の解決のために』
角田勝彦著
財団法人世界の動き社
キプロス問題の国際法及び外交史的分析を行い、紛争の平和的解決を探る研究書。
『ニコシア発外伝 −シリア西方200キロー』
小川光一著
キャラバン社
ギリシャからインド・中近東にかけて約10年間生活した筆者が、地中海の要衝であり国際政治の大舞台に深く絡むキプロスから、混迷する現在の中近東を解説します。 |
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ギリシア・キプロス全般を勉強したい方に |
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『ギリシアを知る事典』
周藤芳幸・村田奈々子(共著)
東京堂出版 2,800円
ギリシアの古代から現代までを見通した、その歴史の体系的叙述。
『世界の歴史と文化 ギリシア』
西村太良監修
新潮社 3,000円
歴史・文化ばかりではなく、経済、生活、音楽や観光名所までギリシアの全体像の記述。 |
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ビザンチン研究 |
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『ヨーロッパ生と死の図像学』
馬場恵二、三宅立、吉田正彦編
東洋書林 明治大学人文科学研究所叢書 9,500円
ユネスコ世界遺産登録されている教会のひとつ、アシヌウ聖母教会堂碑文の研究。 |
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ユネスコ世界遺産 |
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『世界遺産 第8巻西アジア』
総監修・平山邦夫
毎日新聞社
『ユネスコ世界遺産 第9巻東南ヨーロッパ』
監修・ユネスコ世界遺産センター
講談社 5,631円 |
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美術全集 |
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『世界美術大全集 第4巻ギリシア・クラシックとヘレニズム』
責任編集・水田徹
小学館 20,000円 |